エンジンオイル |
エンジンオイルとは、エンジンの中の金属同士の摩擦を減らし、エンジンの活働部分を潤滑にする油のことです。オイルが少なくなると、ピストン表面の油膜が薄くなり、エンジンが焼きついてしまったり、オイルの汚れでオイルラインが詰まる場合もあります。
大体6ヶ月目ぐらいか、走行距離5000kmぐらいが交換の目安です。 |
オートマチックフルード
(ATF) |
潤滑という役目のほかに、ATミッションのトルクコンバーター(駆動出力変換装置)内にも充填され、動力を伝える役目もしています。点検はレベルゲージで、交換サイクルは30000~40000km毎の定期交換が必要です。 |
ギヤオイル |
マニュアルトランスミッションの変速ギヤ、ディファレンシャルギヤを潤滑しています。外側に漏れがなければまず問題ありませんが、ガラガラと音が出ている場合は重傷の可能性が!
交換サイクルは20000kmもしくは2年です。 |
ブレーキフルード |
ブレーキを作動させる圧力を伝達する液体のことです。適正量はマスターシリンダーリザーバーに記されている上限と、下限内にあればOK!色が黒く変色したり、量が少なくなったり、泡が混入していたら、原因を確認してから、交換、補充をします。できれば、2年ごとに交換しましょう。 |
オイルフィルター |
エンジン内の金属から出た鉄粉などで汚れたエンジンオイルを、ろ過するフィルターのことです。交換は、エンジンオイル交換時に同時におこなうのが効果的ですが、オイル交換2回につきフィルター1回のサイクルで交換するのがよいでしょう。 |
クーラント
(冷却水) |
LLC(ロングライフクーラント)や不凍液とよばれ、寒冷地などに対応した凍らない冷却水のことです。リザーバータンクの液量をチェックし、不足していれば補充しましょう。ただし、水を補充してしまうとLLCの濃度が薄まり防錆効果を弱めてしまうので注意!また、内部のサビなどを防止するためには20000kmもしくは2~3年で交換するのがよいですが、急速に減少した場合はラジエーター等の液漏れも考えられるので、整備士に相談しましょう。 |
エアーフィルター
(エアクリーナーエレメント) |
エンジンにフレッシュエアーを送り込むため、大気中の埃・泥・砂・油脂などを除去する濾過器のことです。一般的な交換サイクルは40000~60000kmです。 |
バッテリー |
バッテリー本体は過放電(いわゆるバッテリー上がり)させない限り2~3年は大丈夫です。ただし、一度バッテリー上がりをおこすと寿命短くなります。 |
Vベルト |
エンジンの補器類であるパワーステアリングポンプ、オルタネーター、エアコンコンプレッサー、ウォーターポンプなどを動かすためのV字型のベルトのことです。
車検時に交換を勧められたら、交換しましょう。 |
ブレーキパッド |
ディスクブレーキに使用されている制御摩擦材のことです。使用条件によって交換サイクルは変わり、ハードな使用条件下では5000kmでも消耗してしまうことも。20000~40000kmで交換することが多いです。 |
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